エンゼルス大谷が、代打で流れを変える内野安打を放った。4日(日本時間5日)のロイヤルズ戦、1点を追う6回1死の場面で起用され、救援右腕マッカーシーのツーシームに食らいついた。「大谷シフト」で二塁手の定位置にいた遊撃手のグラブをはじき、右翼手の前に位置していた二塁への内野安打をマーク。ソーシア監督から「あの安打から攻撃がスタートした。いい形になった」と評価された。

 四球で二塁へ進んだ大谷は、続くトラウトの中前打で同点のホームを踏んだ。トラウトは「代打は難しいけど、翔平が点の取り合いをスタートさせた。チームにとって大きかった」。この回の攻撃で逆転。7回に同点に追いつかれたが、8回に再び勝ち越した。

 この日は、相手の先発左腕に対して全員右打者が起用されたことで、先発メンバーから外れた。代わって出場したジェフリー・マルテの大活躍(4打数4安打1本塁打)により、左腕に対して打率1割4分3厘の大谷が、今後も左投手の先発時にスタメンから外れる可能性もある。それでも、代打では今季4打数2安打。存在感を示した。(アナハイム=斎藤庸裕)