ナショナルズが球団記録タイの8ホームランで圧勝。ブルワーズとの3連戦を2勝1敗とし、ナ・リーグのプレーオフ争いのライバルに勝ち越した。

ナショナルズは初回にマット・アダムス一塁手の19号3ラン、ビクター・ロブレス中堅手の16号ソロにより、4得点を奪取。3回にブライアン・ドージャー二塁手が18号3ラン、アンソニー・レンドン三塁手が27号3ラン、フアン・ソト左翼手が27号ソロを放って一気に7得点を加えると、その後もアダム・イートン右翼手の10号ソロ、ソトの28号ソロ、ドージャーの19号ソロが飛び出した。

10月25日に21歳の誕生日を迎えるソトは、21歳になる前に通算50本塁打を記録したメジャーで3人目の選手に。敵将クレイグ・カウンセル監督は「彼はボールとストライクの見極めが本当に素晴らしい。バッターボックスであれほど自制できる選手はそう多くはない」とソトをたたえた。

ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は「選手たちには、『早めに彼らを攻略するんだ。先に点を奪い、プレッシャーをかけていくぞ』と伝えてあった。彼らはそのとおりのことをしてくれた」とチームをねぎらった。