ブルージェイズが28日(日本時間29日未明)、巨人からポスティングシステムでメジャー移籍を目指した山口俊投手(32)と2年契約を結んだと正式発表した。球団公式ツイッターでは右腕の写真とともに「ブ軍へようこそ」の歓迎メッセージが投稿された。
契約は総額635万ドル(約6億9900万円)で、シーズン170投球回を達成すれば、出来高満額の140万ドル(約1億5400万円)が付く。
山口のブ軍入りで、ア・リーグ東地区の日本人選手は今季のヤンキース田中将大1人から一挙3人に増加。強豪がひしめく激戦地区で、火花を散らすことになった。田中のヤ軍は今季7年ぶりに地区優勝を果たし、今オフは右腕コールを獲得して来季も優勝候補の筆頭。筒香嘉智を獲得したレイズは、今季地区2位で6年ぶりにポストシーズン進出を果たし、来年も優勝争いに絡むことが見込まれる。
ブルージェイズは、今季は67勝96敗で地区4位に沈んだが、山口や韓国出身の左腕柳賢振らを獲得し、弱点だった投手力を強化。打線にはスター候補の若手がそろっており、来季以降に期待が持てる。ヤ軍をレ軍が追い、そこにブ軍が割り込んでくる可能性も十分。日本人選手の働きが、各球団の戦いを左右するかもしれない。
◆3球団に日本人選手 ア・リーグ東地区の複数球団に日本人選手が所属するのは16年(ヤンキース田中、レッドソックス上原、田沢)以来、3球団以上に所属するのは15年にヤ軍(田中)、レッドソックス(上原、田沢)、ブルージェイズ(川崎)に計4人が所属して以来5年ぶりとなる。09年にヤ軍(松井)、レッドソックス(松坂、岡島、斎藤、田沢)、レイズ(岩村)、オリオールズ(上原)の4球団に計7人が所属したのが過去最多。他地区では、12年にア・リーグ西地区でマリナーズ(イチロー、岩隈、川崎)、レンジャーズ(上原、ダルビッシュ、建山)、エンゼルス(高橋)の3球団に計7人が所属した。



