レッズ秋山翔吾の西武愛「源田が心配」と話した理由

  • レッズ秋山(右)は西武の事務所にあいさつに訪れ渡辺GMに握手で迎えられる(撮影・足立雅史)

レッズ秋山翔吾外野手(31)が“ライオンズへの思い”に心をこめた。スーツ姿で昼前に埼玉・所沢の西武球団事務所を訪れ、メジャー移籍の報告と、球団へ感謝を伝えた。「プロへのきっかけをつくってくれたのが西武です。ライオンズの誇りを胸にアメリカへ行きます。アメリカのファンに、秋山は素晴らしい環境で育ったと言われるようにやりたい」。

本当は、レッズ入団会見(日本時間9日)で、この思いを披露する予定だった。「アメリカのメディアを通して、西武ファンにメッセージを送りたかったんですが、順番が回ってこなくて」。以来、生真面目な秋山は、ファンと球団にどんな形で感謝を伝えるか考えていた。思い出を聞かれると「僕は登場曲(人にやさしく=THE BLUE HEARTS)を変えなかった。それに応援歌は励みになりました」と、ファンが聞いたら目頭が熱くなるセリフを吐いた。

3連覇を目指すチームメートには、こんな言葉を贈った。「源田が心配です。つまり『源田がキャプテンだから(他の主力が)俺は動かない』ってならないか心配です。外崎、山川、森、みんなが遠慮せず、リーダーのつもりでやってほしい」。源田にかかる負担を軽減するよう、そして主力全員がチームをけん引する自覚を共有してもらいたい。秋山が最後にチームに残したメッセージになった。春季キャンプ(米アリゾナ州グッドイヤー)の野手集合は来月16日。渡米まで西武の施設で調整する。【井上真】