米大リーグ(MLB)のエンゼルスがカリフォルニア州アナハイムの本拠地エンゼルスタジアムとアリゾナ州テンピの球団マイナー施設を開放したことを25日(日本時間26日)、地元メディアのオレンジカウンティ・レジスターが報じた。

エプラーGMの話として伝え、対象はメジャー40人枠に属している選手のみ。練習はフィールド場と室内施設が利用可能だが、各場所で同時に4人までの使用に限られるという。

新型コロナウイルスの感染拡大で、カリフォルニア州は3月19日から外出禁止令が出されていた。チームの各選手はそれぞれの自主トレ先で各自、練習を継続。一方で、右肘のリハビリ中だった大谷翔平投手(25)は、治療が必要な選手として本拠地の使用を許可され、調整を続けていた。4月13日には約1カ月ぶりにブルペン投球を再開し、強度を徐々に上げながら、投打二刀流での開幕へ向けて準備を進めている。

MLBは6月中旬のキャンプ再開、7月4日前後のシーズン開幕を目指しており、26日(同27日)には新たな報酬案について選手会に提示する予定だ。