二刀流が世界の舞台へ-。エンゼルス大谷翔平投手(28)が、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参戦する可能性が高まった。
「1番DH」で出場する球宴の前日、メディア対応の場で出場意欲を表明。同日には、同僚のマイク・トラウト外野手(30)が米国代表の主将として参加することが球団から発表された。WBC出場に関して球団側が容認の方向を示していることを意味し、大谷のWBC初参戦も一気に現実的となった。
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日本が誇る二刀流VS米国最強チームの実現が現実味を帯びてきた。来年3月に開催される第5回WBCへ、大谷が参戦意欲を示した。「ケガもあってタイミング的に出られない年もありましたけど、自分に実力があるのであれば、(代表に)選んでもらえるのであれば、プレーしたい気持ちはもちろんあります」。日の丸を背負い、国を代表して戦うガチンコ勝負。世界一奪回へのキーマンが、いよいよ参戦となりそうだ。
大きな動きがあった。この日、エンゼルスの同僚トラウトがWBCに初参戦することが球団から発表された。これまでスーパースター級の選手の多くが、参加を見送ってきた。レギュラーシーズンへの影響を考慮し、主力選手の参加を容認しない球団がある中、トラウトの参加はエ軍の容認姿勢を意味している。大谷は既に「雑談程度」で球団と話したことを明かした上で、日本代表に選ばれた場合、「プラスの意見はもらっているというか、おそらく快く引き受けてくれるんじゃないかなと思います」と前向きに話した。
侍ジャパンを率いる指揮官は、日本ハム時代の恩師でもある栗山監督。「自分を理解してくれる方なので、やりやすいかなと思いますし、その人と一緒に頑張りたいなという気持ちにもちろんなると思う。5年間お世話になりましたし、もし選んでいただけるのであれば光栄なことですし、一緒に頑張りたいという気持ちはあります」。二刀流の礎を築いた日本時代。3大会ぶりの世界一奪還が、何よりの恩返しになる。
過去最強のライバルが立ちはだかる可能性がある。同僚トラウトは米国の主将として参戦。前回大会からの連覇へ、本気度がうかがえる。スター級の選手をそろえたドリームチーム結成となれば、二刀流の大谷にとっても難敵だ。国際的に予想以上の盛り上がりとなった前回大会は、故障で出場できなかった。だが、現時点では状態に不安はなく、肉体的にもピークを迎えている。最強の二刀流と、米国ドリームチームのガチンコ対決。夢のようだが、夢ではない。【斎藤庸裕】



