開幕投手を務めたエンゼルス大谷翔平投手(28)が、「3番DH兼投手」で出場し、投手では6回2安打無失点、10奪三振の力投を見せた。打者では4回の第2打席で右前打を放ち、3打数1安打だった。チームは救援陣が踏ん張れず、逆転負けを喫した。
試合後の大谷の主な一問一答は以下の通り。
-逆転負け
基本的にいい攻撃は出来ていたので、あと1本が出なかったっていうところ。得点圏にもしっかり進めてはいたので、追加点がどうしても欲しかったかなと思います。
-シフト禁止について、どう感じているか
これまでが左バッターに不利すぎたなっていうのがまず1つなので、これでイーブンになっているんじゃないかなと思ってますし、ピッチングに関してもイーブンなので、逆に投げる時には配球を考えながらやりたいと思います。
-打率3割はいける
そればかりはやってみないと分からないですし、今日も2三振しているところでも、もうちょっと違うアプローチが出来たんじゃないかなと思うので、そこさえクリアできれば、十分狙えるかなと思います。
-そこからの修正
基本的には自分の、普段投げている動きを試合で再現するだけなので、それが、ピッチクロックなのか、バッターの対応の仕方なのか、そこによって徐々に崩れていくことはあるので、基本的にはどんなバッターでも、どんなシチュエーションでも、練習通りの動き方をしっかりできれば、いつも通りのパフォーマンスがしっかりできるんじゃないかなと思ってます。
-4回のピンチ。直球中心の攻めだった
真っすぐ自体の調子は良かったんじゃないかなと思うので、カウント球でちょっと引っ掛けたりとか、そこら辺、よくないところがありましたけど、あのシチュエーションの時には、指にかかっていいボールが多くいってたので、スライダーでも、スプリットでもよかったですけど、一番、可能性の高いボールを自分で選択して投げた、という感じですね。
-開幕戦。緊張は。WBCがあったことで、そういう感じではなかったか
どうですかね。もちろん、開幕投手は特別なことではあるんですけど、感じ的には、WBCのクローザーでいったときの方がやっぱり緊張はしてたので、ああいうシチュエーションを、スプリングトレーニングの期間中に出来たということは、僕的にはプラスじゃないかなと思います。
-WBCで気持ちが上がって、シーズンへの気持ちの持っていき方は
スプリングトレーニングの期間に、レギュラーシーズンを想定して投げろと言われても、なかなか気持ち的に同じようにはいかないので、WBCのああいう舞台で、気持ちも上がる、出力も出るという場面をこなせたのは、プラスじゃないかなと思います。
-打者としての状態は
全体的にちょっと、遅れ気味というのはあったんじゃないかなと思うので、甘い球、何球か見逃したりとかありましたし、そこらへんは、明日休みですけど、もう1回修正して、いきたいなと思います。
-チーム休養日を挟み、4月1日の第2戦は、アスレチックス藤波と対戦
やることは変わらないので、久々に立ちますし、どんな球なのか、ちょっと分からないですけど、まだデータも見てないので、そこら辺見ながら、イメージ、明日休みなので、そこを修正して、臨みたいなと思います。