レッドソックス吉田正尚外野手(29)は2日(日本時間3日)、ブルージェイズ戦に「6番DH」で出場し、ブルージェイズ先発の菊池雄星投手(31)から本塁打を放つなど、3打数2安打2打点と活躍。12試合連続安打、今季10回目のマルチ安打をマークした。
同じパ・リーグでしのぎを削った菊池とのメジャー初対決で、吉田が「進化」を実証した。18年以来、5年ぶりの対戦。日本での通算対戦成績は打率1割1分5厘、0本塁打、6三振とほぼ完璧に抑え込まれていた。迎えた第1打席は、時速96マイル(約155キロ)の速球に二ゴロ。わずかなズレで凡退した。
だが、修正能力の高さは5年前よりも、よりレベルアップしていた。4回の第2打席。カウント3-1から、第1打席に近い時速95マイル(約153キロ)の内角寄りの速球を右中間のブルペンへ5号ソロをたたき込んだ。「日本ではなかなか打てなかったので良かった。真っすぐをしっかりはじけた。風もあって伸びてくれた」。ベンチへ戻ると、レッドソックスで今季恒例となった「マッチョポーズ」。開幕後、1カ月あまりながら、あらためてレッドソックスの主軸としての存在感を示した。
菊池降板後の第3打席にも、救援右腕ポップから逆方向の三遊間を破る左前適時打。打率は2割9分8厘まで上昇した。4連勝を飾ったレッドソックスは、貯金「3」。2発を含む4安打の8番ウォンに主役を譲っても、吉田の立ち位置は着実に固まり始めた。



