エンゼルス大谷翔平投手(28)が、日本人2人目の米大リーグ通算150本塁打を達成した。今季は本塁打数でメジャートップに立つなど、本塁打の多さが際立つ。データから要因を探った。

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今季の大谷は「自分の打てる球を打つ」という積極的な姿勢が目立つ。強く打てる球であれば、たとえ「見逃せばボールゾーン」という球でも打ちにいく。スタットキャストによると、今季は23本塁打中5本と22%がボールゾーンに分類された球を打っている。昨年は3%(34本中1本)、一昨年は7%(46本中3本)なので、急激に上がった。

本塁打になっていない球も含めて、ボールゾーンの球を振った確率は、21年が27・3%、昨年が28・4%だったが、今季は30・4%と上がった。一方で6割を超える長打率は両リーグでトップ。空振りを恐れない強いスイングが飛距離を伸ばし、本塁打を含む長打を量産している。

今季の本塁打の平均飛距離は128メートル。昨季は124メートルで、一昨年は127メートルだった。逆方向への本塁打の飛距離は特筆すべきで、今季の全選手で上位3本(20号、21号、22号)を大谷が独占している。ボールくさいゾーンも打てて、逆方向にも飛ばせる。相手投手としては、攻略法が見つけにくい打者になっている。【斎藤直樹】

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