21日のナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)でフィリーズに1-6で敗れ、対戦成績2勝3敗と瀬戸際に追い込まれたダイヤモンドバックス。トーリ・ロブロ監督(58)は選手交代を巡ってファンから批判を浴びているが、気にしない様子を見せている。地元紙アリゾナ・リパブリックが伝えている。
ロブロ監督が優勝決定シリーズで見せてきた交代策は必ずしもファンの意に沿うものではない。第1戦の重要な場面ではベテラン内野手エバン・ロンゴリアの打席で代打を送り、第2戦ではフィリーズ主砲ブライス・ハーパー選手を三振に仕留めたメリル・ケリー投手を、そのほぼ直後に下げた。第3戦では無失点と好投していたブランドン・ファート投手を5回2/3で交代させ、第4戦では8人もの投手を次々とマウンドに送り込んだ。
同紙はロブロ監督について“古いタイプ”の指揮官であり、表計算ソフトや怪しいアルゴリズムを駆使する若手指導者とは異なると表現。選手の傾向や統計についてスタッフからもできる限り情報を得ながら、直感を信じ、感情に流されてファンやメディア受けを狙うようなシナリオは描かないと説明した。
優勝決定シリーズ序盤戦の交代策で物議を醸したことを受け「ブーイングを受ける覚悟はできている」と語っていたロブロ監督。「われわれには戦術があるということを知ってほしい。すべては戦術に従ってのことだ。これまでのことはすべて、十分話し合った上でのことだ」と話し、第6戦を見据えている。



