米誌フォーブス電子版は24日、ドジャース大谷翔平投手の銀行口座から水原一平通訳が無断で大金を送金することは、ほぼ不可能とみられると報じた。

金融機関には通常、電信送金額の制限があり、口座保有者に対し多くの身元確認チェックや書類作業を行った上で、制限を解除できるという。70年制定の銀行秘密法に基づき、金融機関は金融犯罪取締ネットワークに取引を報告する義務がある。このため、金融機関は社会保障番号や運転免許証など個人を識別する情報を取得する必要があるという。同誌は「親しい関係だった水原はこれらの文書へのアクセス権を持っていたかもしれないが、ほぼ不可能に思える」と伝えた。