【ワシントン23日(日本時間24日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が、米国の首都で強烈な一撃を放った。ナショナルズ戦に「2番DH」で出場し、9回の第5打席で2戦連発となる今季6号ソロ。本塁打では自己最速、球団最速の118・7マイル(約191キロ)をマークし、貴重な追加点でチームの2連勝に貢献した。ナショナルズパークでのプレーはメジャー7年目で初。自らの日本人最多記録を更新する26球団目、24球場目の本塁打になった。初見参の敵地で大歓迎され、ファンの期待に1発で応えた。

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▼大谷の今季6号本塁打は打球速度が118・7マイル(約191キロ)。本塁打では通算177号で自身最速。スタットキャスト導入後の15年以降、本塁打ではドジャース最速で、全球団ではポストシーズンを含めて12位に相当する。本塁打以外も含めると、メジャー全体では3月21日タティス(パドレス)の左前打(188キロ)を抜いて、今季最速の打球となった。

▼ナショナルズ戦は初アーチ。本塁打を打った球団は26球団目で自らの持つ日本人最多を更新。残りはカージナルス、フィリーズ、マーリンズと昨季まで所属したエンゼルスの4球団。初参戦したナショナルズパークでは初本塁打。これが24球場目。相手本拠地で残りは、出場したことがないパイレーツのPNCパークなど8球場。

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