カブス今永昇太投手(31)が、超異例の熱唱パフォーマンスを見せた。オールMLBチームのセカンドチームに先発投手として選出。ラスベガスで行われた表彰式典では、他の選手がスピーチで喜びを語る中、生バンドを背に司会者とともに球団の応援歌「GO CUBS GO」を熱唱した。
現役選手によるまさかのサプライズ歌唱に、エンターテインメントの本場ラスベガスは大盛り上がりとなった。ダークブルーのスリーピーススーツで決めた今永は、ノリノリで歌いながら右手で会場をあおった。参加者のベッツ(ドジャース)も、歌に合わせて手拍子を送った。今永は1月のカ軍入団会見で同曲の歌詞を引用してあいさつを行っており、親しみやすい性格が注目を集めていた。
普段からユニークな言動で「投げる哲学者」とも呼ばれる今永は、メジャー移籍1年目の今季、15勝3敗、防御率2・91と好成績を残した。惜しくも新人王こそ逃したが、日本人ではダルビッシュ、大谷、前田に次ぐ4人目のオールMLBチーム入り。来季に向け「パワーアップできるようにしっかりやりたい」と誓った。
◆オールMLBチーム 2019年に創設された表彰。ファンと専門家(メディア関係者、元選手ら)の投票により、ア、ナ両リーグの区別なく上位16人をファースト、次の16人をセカンドチームとして選出する。各チームとも投手は先発5人、救援2人、捕手、内野手、指名打者(DH)は1人ずつ、外野手は3人選ばれる。過去の日本選手は20年にダルビッシュ(カブス)がファーストチーム、前田(ツインズ)がセカンドチームに入り、大谷は21年にDH(ファーストチーム)先発投手(セカンドチーム)の2部門で初選出。22年は先発投手(ファーストチーム)DH(セカンドチーム)、23年は先発投手、DHの2部門ともファーストチームに選ばれた。



