ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースが、難敵に苦戦した。

ポストシーズン前哨戦とされる本拠地でのフィリーズ3連戦。初戦は延長10回の末、1点差で競り負けた。主砲シュワバーの先制53号ソロ、3番ハーパーの勝ち越し弾など主軸の活躍が光ったフィリーズは、球団史上最速で東地区2連覇を決めた。

ド軍は現在ナ・リーグ全体の勝率3位で、ポストシーズンではワイルドカードシリーズからの戦いを強いられる。突破した場合、フ軍と地区シリーズで対戦する可能性が高い。チーム打率トップの2割6分1厘、チーム防御率は3・83で同3位。投打のバランスが良く、強力な先発陣と剛腕守護神デュランを擁する強豪が立ちはだかる。

チーム本塁打数ではド軍が220本でリーグトップ。この日も2番ベッツ、7番マンシー、8番パヘスが本塁打を放ち、下位打線にも破壊力がある。「1番DH」で出場した大谷翔平投手(31)は不発で、リーグ本塁打王のタイトル争いでシュワバーに4本差をつけられたが、5回に好機を広げる右翼線二塁打を放ち、2四球を選んで3度出塁。連続出塁を今季最長の20試合に伸ばした。

救援陣にやや不安を抱えているチームは、7回以降にリリーフ陣が踏ん張れなかった。ロバーツ監督は「いいところで大きな一打を放っていた相手をたたえるべき」と唇をかんだ。2戦目は大谷が先発。投打の二刀流で活躍が期待されるポストシーズンを見据え、試金石の登板となる。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)

大谷翔平が活躍も悪夢の逆転負け…投手起用失敗 シュワバー53号 大谷17日二刀流先発/詳細