ドジャース山本由伸投手(27)が、シリーズ突破へ王手をかけた一戦で5回を投げきれず降板した。
ウィル・スミス捕手(30)とのコンビ。1回は先頭の首位打者ターナーが仕掛けたセーフティーバントを落ち着いて処理して投ゴロ、本塁打王&打点王シュワバーを一ゴロに打ち取った。MVP2度のハーパーには四球を与えたが、ボームはカーブで中飛に仕留めた。
打線が1死三塁の好機を逃した直後の2回は、先頭マーシュを三ゴロ、リアルミュートをスライダーで空振り三振、ケプラーを右飛に打ち取った。
3回はカステヤノスを左飛、ストットを遊飛、ターナーを遊ゴロに打ち取った。
トミー・エドマン内野手(30)のソロで先制した直後の3回は、先頭シュワバーに96・4マイル(約155キロ)の直球を右翼席への特大弾とされ同点。飛距離455フィート(約139メートル)の1発だった。
山本は続くハーパーにも左安を許すと、ボームにも中安。中堅手アンディ・パヘス外野手(24)が三塁へ送球するも、三塁手マックス・マンシー内野手(35)が捕球しきれず、山本のバックアップも遅れ、ボールは三塁ベンチに入って逆転を許した(記録はパヘスの失策)。
続くマーシュに犠飛を許して3失点目。リアルミュートに二塁打を浴びるも、ケプラーを中飛、カステヤノスを空振り三振に仕留めた。
5回は先頭ストットとターナーに連打。シュワバーを迎えたところで、左腕アンソニー・バンダ投手(32)にマウンドを譲った。
バンダは重盗を決められ無死二、三塁とされるも、シュワバーを空振り三振、ハーパーを浅い右飛。右打者ボームを申告敬遠で歩かせ、マーシュを空振り三振に仕留めた。
山本は4回0/3で67球を投じ、6安打1四球3失点2奪三振。最速は97・1マイル(約156キロ)だった。
フィリーズとの地区シリーズでは、4日(同5日)に大谷翔平投手(31)、6日(同7日)はブレーク・スネル投手(32)の先発陣が好投し、佐々木朗希投手(23)が試合を締めくくった。
山本は今ポストシーズン(PS)で、1日(同2日)のワイルドカードシリーズでのレッズ戦に登板。6回2/3をメジャー自己最多の113球、4安打2四球2失点(自責0)9奪三振で勝利投手となった。
今季は30試合に登板して12勝8敗、防御率2・49。173回2/3で201奪三振、被打率1割8分3厘、WHIP(1イニングあたり何人の走者を許したかの数値)は0・99だった。
防御率が正式な投手成績として認められた1913年以降で、200奪三振以上、防御率2・50以下、被打率2割以下、WHIP1以下、被長打数35本以下は、68年のボブ・ギブソン以来2人目の快挙だった。



