ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)がABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ ワールドシリーズ舞台裏スペシャル」に、2連覇を達成後に出演。ワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸投手(27)の伝説となった連投の舞台裏を自ら明かした。

延長18回までもつれた第3戦。完投から中1日にもかかわらず、山本は野手のミゲル・ロハス内野手(36)の登板を避けるべく「必要なら投げられる」と志願した。ロバーツ監督は「正直怖かった」と明かしつつ、延長19回に突入すれば山本を投入する予定だったと振り返った。

延長18回でサヨナラ勝利すると、第6戦では先発した山本の6回1失点の力投もあり3勝3敗のタイに戻すことに成功。試合終了後、ロバーツ監督は山本に第7戦でも投げる可能性を伝えていた。山本は個人トレーナーの矢田修氏のサポートを受け、中0日の第7戦に向けて入念に体を整えた。土壇場の9回途中から複数イニングを投げ抜き、チームの胴上げ投手として勝利を呼び込んだ。

ロバーツ監督が選ぶMVPは、ワールドシリーズMVPにも輝いた山本を即答。「ポストシーズン史上最高の活躍をした1人だと思う。彼のような投手は久しく記憶にない。チームに最も必要とされたときしっかりと応えてくれた。日本の選手は文化的にも競争心やタフさが根付いているけど由伸のマインドは本当に強いんだ」と力を込め、称賛した。