ドジャースが、大谷翔平投手と23年12月に結んだ10年7億ドル(当時のレートで約1015億円)という契約について、既に巨額投資を回収できていると判断していた。日本向けファンクラブのイベントで来日中のセバスチャン・リバス副社長(34)が23日、都内で日刊スポーツの単独インタビューに応じ「間違いなくイエス。回答は簡単だ」と話した。

リバス氏は、チケットセールスとサービスを担当している幹部だ。「大谷の契約は10年7億ドルという大きなもの。既に投資をペイできているか、もしくはさらなる収益をもたらしているか」という質問を受けると、にっこりほほ笑んだ。「間違いなくイエス」の真意は、レジェンド野茂英雄氏になぞらえた。「彼(大谷)が最初の数年でもたらす影響はもちろん大きいが、今後のインパクトというのも我々は視野に入れている」。

野茂氏がド軍入りした95年は「ノモマニア」と呼ばれる爆発的人気が起きた。観客動員、グッズ売り上げは伸びたが、退団した98年以降も「球団のファンとして残ったことが大きかった」。大谷も同じ。短期的な収益だけでなく、レガシーをもたらしているとし、再度の公式戦日本開催にも前向きな姿勢を示していた。【斎藤直樹】