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阪神ゴメス「アーチ量産スタイル」披露

能見(手前)相手に打撃練習を行うゴメス(撮影・清水貴仁)
能見(手前)相手に打撃練習を行うゴメス(撮影・清水貴仁)

 阪神マウロ・ゴメス内野手(30)が21日、沖縄・宜野座キャンプで「アーチ量産スタイル」を披露した。正午すぎの1カ所打撃に臨み、左腕の打撃投手相手に猛打爆発だ。3スイング目にいきなり右翼へ柵越えさせると何度も逆方向へオーバーフェンスを連発した。

 みっちり97スイングして10本の柵越えだったが、右方向は8発。左翼から右翼に吹いていた風にも乗って軽々と飛ばした。昨年の同時期にはない光景だった。「球が外に来れば向こうを意識してね。いまはホームランを意識していない。自分のスイングをするだけ。反対方向に強く打てるに越したことはない」。キャンプに合流後、和田監督には今季の40本塁打を誓った。

 アーチを稼ぐため逆方向への本塁打は欠かせない。昨季は26本塁打だったが、右翼方向はわずか1発。8月14日の巨人戦(東京ドーム)で放っただけだった。本拠地甲子園では右方向への打球は浜風に押し戻されるが「左投手だから、真ん中から外寄りをしっかり右方向に打てた」。コースに逆らわず、逆方向に強い打球をはじき返した。

 母国ドミニカ共和国でパスポートを盗難され、キャンプインから合流できなかったが、調整は順調だ。この日は能見とシート打撃で対戦。8打数4安打をマークする充実ぶりだ。今季初実戦予定の24日DeNA戦(宜野座)もOKサイン。DHで2打席立つ予定だ。「言われたところで出るだけ。自分は大丈夫だよ」。引っ張るだけではなく、逆にも大きい当たりを打つ。この姿勢を貫いたとき、アーチ量産は夢物語ではなくなる。【酒井俊作】

 [2015年2月22日11時9分 紙面から]









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