オリックスが「OSAKA CLASSIC(大阪クラシック)2015」と銘打つ復刻ユニホーム着用イベントの一戦で、ソフトバンクに痛恨の逆転負けを喫した。復帰2戦目の守護神平野佳寿投手(31)が勝利まであと1死のところで同点弾を食らい、延長戦での黒星。3連勝を逃し、5月もイヤ~なスタートとなってしまった。

 「近鉄VS南海」は、猛牛軍団が悪夢のような展開で3連勝を逃した。1点リードの9回2死。オリックス平野佳が、ソフトバンク李大浩に同点5号ソロをバックスクリーンに浴びた。昨年、1本塁打しか許さなかった京セラドーム大阪で痛すぎる被弾。前日に復帰して2セーブ目を挙げた守護神が肩を落とした。

 「打たれたことが悪い。勝たないといけない試合だった。しっかりと抑えないといけない」

 流れを手放したツケを、延長10回に払わされた。馬原が押し出し四球で勝ち越し点を献上。内川の2点適時打でとどめを刺された。森脇監督は「しのぎ合いの中でそれぞれが全力を尽くしてくれたが1歩及ばなかった」と唇をかんだ。

 接戦に勝てない。今季の1点差試合は1勝7敗、2点差は0勝5敗。指揮官の言う「しのぎ合い」を制していないことも、借金が重なっている要因の1つだ。

 「OSAKA CLASSIC(大阪クラシック)2015」と銘打って開催された3年目イベントの初戦。ソフトバンクは83年南海ユニホームを、オリックスは99~04年の近鉄のビジターユニホームを着用した。01年に優勝した戦闘服を身に包んだが“いてまえ打線”の復刻とはいかなかった。1回に暴投、4回は併殺崩れで2点目を奪ったものの適時打なし。16残塁の拙攻だった。今季、金曜日はなぜか5戦全敗となった。「しっかり切り替えて明日いいゲームをしたい」と森脇監督。一時の泥沼状態は脱しているが、いまひとつ、波に乗れない。【大池和幸】