巨人高橋由伸監督(40)が5日、7日から始まる宮崎秋季キャンプで新打撃マシンを導入することを決めた。同マシンは、人気番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の名物コーナー「リアル野球BAN対決」で採用されるものと同機種。7色の変化球を交えての実戦練習が可能となる。発案者は出演経験のある監督自身で、「とんねるず流」で猛打復活を目指す。
猛打復活の秘密兵器に、とんねるず愛用の打撃マシンを採用する。7日からの宮崎秋季キャンプに向け、人気番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の名物コーナー「リアル野球BAN対決」で使用する打撃マシンの導入を決めた。高橋監督は「いろいろとやってみようと。試せる時期なので、考えながらやっていきます」と話した。
柔軟な発想から生まれた秘策だった。01年に、高橋監督が同番組に出演した時に、性能の高さに感激。10年以上の時を経たが、現役時代から創意工夫で技術を向上させた指揮官らしく、今キャンプでの採用を決めた。巨人では過去に坂本、長野らも出演。今夏にはOBの松井秀喜氏も出演し、多彩な球種を操るマシンに目を丸くさせた。
投手と対戦したかのような感覚で、バットを振り込める。通常なら、設置段階でカーブならカーブと球種が分かるが、キンキクレスコ社が製造・販売する同マシンはボタン1つで変更可能。ストレート8種類、カーブ3種類、スライダー2種類、フォークが2種類で、より実戦を意識した中で振り込む。
同社もバックアップ態勢を整える。操作はスタッフ1人が出向き、常駐する予定。今回はリースだが、購入すれば、約500万円だという。今春のキャンプではオリックスが採用した。打線強化を最重要課題に挙げる秋季キャンプ。実戦形式は少なめで、バットを振りまくる「由伸流」を軸とするが、その中にアイデアを交える。【久保賢吾】
◆打撃マシンを使った練習 プロ野球では、打撃投手のボールを打つ練習と並行してマシンを打ち込むことが多い。直球への目慣らし、タイミングの確認が主な目的。バネの力を利用するアーム式が一般的だが、オーバーハンドの直球しか表現できない。カーブ専用のマシンもある。巨人は昨秋キャンプで、直球への対応力を高めるために160キロ高速マシンを導入。シーズン中の試合前練習でも継続した。




