プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が10日発表され、阪神鳥谷敬内野手(34)が遊撃部門で3年連続4度目のゴールデングラブ賞を受賞した。球団の遊撃手で4度受賞は、平田(84~87年の4年連続)以来2人目。「今年は思うようなプレーが出来ない時期もありましたし、受賞は難しいと思っていましたので正直驚きました」と率直な感想を口にした。

 今季は右脇腹痛に死球による背中の痛みを抱えながらの出場が続いた。失策数も3年ぶりに2桁(14個)を記録。本人にとっては不本意なシーズンだった。それでもここ一番での球際の強さで、数々のピンチの芽を摘んできた。

 「数字として明確に表れにくい部分もある守備をこうして評価していただくのは本当にうれしいし、3年連続で受賞出来たのは自信になる。現状に満足することなく、選出されるにふさわしい選手でいられるように今後も頑張りたい」。再びキャプテンとして臨む来シーズンも虎の遊撃に君臨する。