救世主の勢いが止まらない。BC・茨城から新加入したソフトバンクのダリエル・アルバレス外野手(32)が、1回に先制適時打を放った。

1死三塁で巨人山口の低めフォークを強振。前進守備の三遊間を抜き、三走の三森を生還させた。「ボールにしっかりコンタクトすることが出来たよ。先制のチャンスで1本打つことが出来て良かった」。

4日の同戦では移籍後初アーチを放った。エキシビションマッチはこの日を含めて7試合目だが、うち6試合で安打をマークしている。第1打席終了時点で18打数10安打、打率5割5分6厘、1本塁打、5打点。小久保ヘッドコーチが「予想よりもはるかに上の対応をしてくれている」と認める右の大砲候補が、絶好調だ。打撃不振で前半戦を4位で終えたソフトバンクに、大きな戦力が加わった。