巨人が土壇場に追いついて引き分けに持ち込んだ。

1-2の9回、先頭の北村拓己内野手(25)が中前打で出塁。1死後に代打大城卓三捕手(28)の右前打で一、三塁へ。2死一、二塁となり、2番若林晃弘内野手(27)が左中間への同点適時二塁打を放った。9回の攻撃について、原辰徳監督(63)は「ね! 粘り…いい感じできていますね。勝負強いし」と、若手の粘り強さに笑顔を見せた。

投げては先発の山口俊投手(34)が、初回に2失点したものの2回以降は尻上がりに調子を上げて6回3安打2失点。原監督は「最後のイニングに一番速いボールが投げられたみたいだからね。(後半戦に)いい感じで入れると思いますね」と合格点をつけた。