今秋ドラフト候補の関学大・黒原拓未投手(4年=智弁和歌山)と山本晃大投手(4年=佐久長聖)が11日のドラフト会議を控え、武者震いした。

同校在籍で複数の選手が同時指名されれば史上初めて。最速151キロ左腕の黒原は言う。

「(2人で)行けたらうれしいと率直に思う。一緒に出て同じ投手。4年間練習をして、仲良く楽しくやっている。2人とも指名されてプロに入れたらいい」

黒原は今春のリーグ戦で5勝1敗、防御率0・88と好調でチームを優勝に導いた。プロの評価も急上昇し、野球人生の分岐点になりそうだ。「期待しかない。(順位は)気にしないようにしています。自分で実力があると思っていない」。謙虚に運命の日に備える。

山本も最速151キロ左腕で複数球団が関心。「2人一緒に行ければ最高です。球速もですが、春より球が強くなった。成長を自分も感じている」。入学時、約140キロだった球速は肉体強化で大台へ。チェンジアップとの緩急で勝負する。本荘雅章監督(50)は「山本も頑張って力をつけて評価いただいている。伸びしろもある」と話す。左腕コンビにとって待ち焦がれた1日になる。【酒井俊作】