阪神は16日、大阪市内のホテルで岡田彰布新監督(64)の監督就任会見を行った。15年ぶりに監督復帰し、タテジマのユニホームを身にまとう。

会見の一問一答は以下の通り。

--ファンの印象

岡田新監督「あ~、コロナでおとなしくなったですね。昔はすごかったんで、ね。一喜一憂というかね。それは球場の人数が少ないとかもありますけど、とにかくね、もうちょっと球場にいっぱいのお客さん来てもらって、ファンの人に喜んでもらう。僕あの、チームの応援をするファンの方もいてるけど、強いチームの時は『この選手を見に行こう』とかね、そういう固まりの時の方がチームが強いんですね。見たい選手、そういうのは少ない時は、ただチームが勝てばいいというかね、そういう時は弱いですね。『大山を見に行こう』『佐藤を見に行こう』とか。そういうみんながそのね、勝敗はつくんですけど、9回終われば。でもね、勝ち負け関係なしにして大山の4打席、佐藤の4打席を見たいというね、そういう魅力のある選手を作らないといけないと思いますね」

--他球団も熱心にファンサービス。岡田監督の考えるファンサービスとは

岡田新監督「あんまりね、それはそれ専門の人がいてると思うんだけど、負けるより勝つことじゃないですか。ファンの人に喜んでもらうためにはやっぱり勝たないといけないということですよね」

-ファンへのメッセージ

岡田新監督「まああの、そうですね、まあ、前回ね、優勝チームを率いたんで、ものすごくきついところもあったんですよね。でも今回は、非常にこう、今回の方が楽しみですね。だからもう少しなんか肉付けすればとかね、個人個人がレベルアップすればとか、なんかそういうことでチームがすごく変わるんじゃないか。そういうのを今回は強く持ってるんで。『優勝します』とかよう言わないですけど、ずっと優勝は、『アレ』しか僕は言ってなかったんで、はっきり『優勝します』とかよう言わないですけど、シーズン終わる頃には楽しみにしてもらったら僕はいいと思いますね」

--ファンは「アレ」待ちでいい

岡田新監督「そうですね。優勝はそんな簡単なもんじゃないんでね、期待感はありますけどね、でもね」