楽天は吉井理人新監督(61)体制初戦で逆転負けを喫した。借金は今季ワーストの18に膨らんだ。吉井新監督は「みんな頑張ってくれました」と話した。

17日に就任が発表された指揮官は、リーグ戦再開初戦となる古巣ロッテ戦から初采配を振るった。初回2死一塁からカーソン・マッカスカー外野手(28)の4号2ランで幸先良く先制。1点リードの3回2死二、三塁では、渡辺佳明内野手(29)が左中間を破る2点適時二塁打でリードを広げた。4点を追う9回には佐藤直樹外野手(27)が6号ソロで意地を見せた。

先発の荘司康誠投手(25)が振るわなかった。2回先頭佐藤に初球を捉えられてソロ本塁打を浴びる。3回2死からは長短3連打で2点を返される。4回には先頭山口に同点ソロを被弾。5回5安打4失点で降板した荘司は「点を取ってもらった中でリードを守り切れず申し訳ないです」と振り返った。

リリーフ陣も踏ん張れなかった。同点の6回、2番手の鈴木翔天投手(29)が2死を奪いながら2四球と安打で満塁を招き、交代を告げられた。火消し役でマウンドに上がった3番手の柴田大地投手(28)は、フルカウントから愛斗に勝ち越し満塁弾を浴びた。

▼5位ロッテが4月3日以来の貯金をつくり、これでパ・リーグは楽天以外が貯金。5球団が貯金は交流戦の影響や1球団が弱い時に見られる珍現象で、22年7月29日のパ・リーグ以来、4年ぶり。シーズン途中では13年や18年のパ・リーグでもあるが、全日程終了時に5球団が貯金は8球団制だった50年のセ・リーグが最後。今季のパ・リーグは交流戦で貯金26を稼いでおり、6球団制では初の珍事が見られるか。

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