プロ初の1、2番となった「慶応コンビ」の活躍でソフトバンクが日本ハムに打ち勝った。初回だ。1番定着の正木智也外野手(26)が左前打で出塁。続く2番柳町達外野手(29)の右翼二塁打をきっかけに2点を先制した。
「プロ入りして(柳町との)1、2番は初めてだし、並んでできるのはうれしかった」。気をよくした正木は3回に左翼ブルペンに7号ソロをたたき込む。フルカウントまで粘った9球目だった。「ちょっと前に突っ込み気味だったので、しっかり後ろに残すつもりで打った。自分が打てる球が来るまでしっかり粘れた結果」。4試合ぶりのアーチを自賛した。
5、6回には近藤健介外野手(32)の2打席連続の3ランなどで計7得点を挙げたが、正木&柳町も安打と四球で塁を埋め大量得点を演出。「慶応時代から2人で打順が並ぶことがあったけど、しっかり得点に絡めてよかった」。正木が1本塁打を含む今季3度目の猛打賞。柳町も6回の適時二塁打に「何とかタイムリーで走者を返したいと思っていた。思い切って自分のスイングができた」と二塁ベース上でガッツポーズを決めた。プロ初体験の正木、柳町の慶応1、2番コンビで5安打7得点の大活躍。試合後の小久保裕紀監督(54)も頼れるリードオフマンぶりを発揮する正木の活躍に「相手のピッチャーが投げる球がなくなっている感じだった」と好評した。
リーグ戦再開初戦こそ悔しい1点差の逆転負けを喫したものの、慶応コンビの打線けん引で完勝。あらゆる攻撃パターンを駆使し、チームは上昇機運に乗る。



