ソフトバンクが得意とするハム料理で12球団一番乗りの50勝に到達した。1-1の同点で迎えた9回1死一、二塁から代打で登場した柳町達外野手(29)が日本ハム3番手の島本から左中間への勝ち越し二塁打。さらに満塁とすると1番正木智也外野手(26)が左翼線へ2点適時打を放って勝負を決めた。

「ここで決める、という気持ちで打席に入った。1打席しかないので、しっかりイメージして準備していた」。殊勲打を放った柳町は二塁上でこぶしを振り上げた。拙攻に泣いた日本ハム打線とは対照的に、ここぞの好機で勝負をつけた。

先輩の巧打に後輩も発憤。左翼線へダメ押しともいえる2点適時打を放った正木は「追い込まれたので何とか当てようという意識だった」とフォークを引っ張り込んだ。「慶応コンビ」のバットは何とも頼もしい。5回2死走者なしの場面では、正木が日本ハム先発北山から豪快に左翼席上段へ先制の12号ソロをたたき込んだ。「カウントが2ボールになったんで、まっすぐ1本に絞って打った。甘い球を1発で仕留められた」と自賛した。この日は、初回の第1打席から左前打、右前打、そして先制弾に2点適時打と4安打3打点の暴れぶり。長距離砲を搭載した破壊力満点の「リードオフマン」ぶりを発揮。日本ハム戦は27打数14安打、2本塁打、10打点。打率5割1分9厘と驚異的な数字を残している。拙攻続きでホームが遠かった日本ハムをあざ笑うかのように少ないチャンスでしっかり得点。これで同カード11勝1敗の貯金10。北の大地でしっかり首位をキープし、さらに上昇気流に乗る。

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