今季から加入した阪神元山飛優内野手(27)が起用に応えた。1-1で迎えた延長11回1死、DeNA宮城の外の直球をうまく捉え左前打をマーク。高寺のサヨナラ打につながる価値ある一打となった。

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阪神元山のコミュ力はチーム随一だ。

西武から加入直後の今年2月の春季キャンプ中。いきなり4歳上の大山を食事に誘った。そろって新加入の伏見との約束時に、大山を誘うことを提案していたためだ。

「大山さん、かわいいですよ」と元山は笑う。「普段はゆるキャラ。野球の話は真顔になる。メリハリを見習いたい」。阪神色の強い地元大阪育ち。背番号3は詳しく話してみたい選手の1人だった。同じく新加入の浜田も呼び、自慢のコミュニケーション能力で大山と新加入組との関係構築に一役買った。

大山は元山を「ヒユウ、ジャックマン」、元山は「大山さん、悠輔くん、たまに勢いあまって『悠輔』と呼んでしまう」と虎の主砲にも臆せず懐に飛び込んだ。「普通の練習を高いレベルでやる。継続しているから、ケガをされないんだと」。

ナインの前では愛嬌(あいきょう)抜群な新戦力。人柄がより知られていけば、次第に虎党の心をつかんでいく存在になりそうだ。【中島麗】

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