巨人橋上秀樹監督代行(60)が後半戦開始を前に、選手に「一戦必勝」を再注入する。コーチとして参加したオールスターを終え、阪神と同率首位から2季ぶり優勝を目指すペナントレースが再開する。「内容はともかく、やはり勝つという事が第一。勝つ事にこだわっていきたい」。勝利と育成の両ゴールを掲げる今季だが、永遠のライバルと一騎打ちの様相も呈してきた戦いへ、視線を向けた。
31日DeNAとの3連戦(東京ドーム)を前に「(選手に)強く、もう1回伝えたい」という考えがある。「先の事は考えてもどうにもならない。操作できない事。自分自身が目の前でやるべきこと、何ができるかをしっかり明確に持ってやってもらう」。終わりが近づくほど、先を見たくなる。だからこそ、直近の1戦にこだわる。
「それを積み重ねていく事が、おのずとチームの勝利、最終的にチームが良い所にいれるかどうかというところには繋がってくる」。その意識を後半戦出陣の前にナインに浸透させる。
自身は60歳にして、選手時代も含めて初の球宴になった。「華やかさ、素晴らしさを感じました」と感銘を受け、「プロ野球に入った以上は、こういう舞台をみんな経験できれば」とも。前半戦で躍動した若手たち。一戦必勝の先に、そんな夢舞台に立てる未来へ導く。【阿部健吾】



