中日はヤクルトに快勝し、2連勝を飾った。2カード連続でヤクルト戦の勝ち越しを決め、後半戦では初のカード勝ち越し。まだ最下位ながら、3位ヤクルトとのゲーム差を「4」に縮め、CS進出圏内も見えてきた。

先発の涌井秀章投手(40)は6回1失点で今季3勝目。今季初黒星を喫した前回7月25日のDeNA戦(バンテリンドーム)から修正し、「全球種を操れていた」と、多彩な変化球を織り交ぜながら初球からストライクを先行。テンポ良く打たせて取り、5回までわずか63球だった。

初回には長岡の投手返しが左手首付近を直撃するアクシデントが発生。それでも治療後は続投し、試合後は「大丈夫です」と笑顔を見せた。4回まで完全投球。5回に増田へ右翼線二塁打を浴びて初安打を許すと、1死三塁から赤羽の左犠飛で1点を失った。それでも「1点はOK」という意識で冷静に後続を断ち、最少失点で切り抜けた。6回も無失点に抑え、2試合ぶりの白星をつかんだ。 

井上監督も「初回いきなりライナーが当たってどうしたものかと思いましたけども、行きますと。涌井の粘り強さが勝利に結びついたと思います」と賛辞を惜しまなかった。打線は左腕山野を序盤から攻略し5回までに4得点。投打がかみ合い、快勝につなげた。

▽細川(先制打を放ち前日4日に福永と2人で涌井に誕生日プレゼントの靴を渡す)「日頃お世話になっているので感謝の気持ちを込めて買いました。とにかく涌井さんに勝ちがついてよかったです」

▽福永(2安打1打点で今季初のお立ち台)「いつもお世話になっている涌井さんと細川と一緒に立ててうれしい。ケガなく最後まで駆け抜けます」

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