日本ハムが“鬼門”を突破した。8試合目にしてみずほペイペイドームで今季初勝利。チーム一丸でもぎとった1勝だった。

思わぬ形で勝ち越し点を奪った。同点の8回1死満塁。野村佑希内野手(26)がソフトバンク3番手のオスナからヘルメットをかすめる死球を受けた。場内は騒然となったが、勝ち越しに成功。なお2死満塁で上川畑大悟内野手(29)が左中間を破る走者一掃の3点適時二塁打を放ち、試合を決めた。

投手陣も気迫の投球を見せた。先発の細野晴希投手(24)は6回6安打2失点。登板最終回となった6回には1死一、三塁から牧原大に同点の左前適時打を浴びた。それでも、続く今宮を中飛に打ち取ると、最後は野村を150キロの直球で空振り三振。渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた。

執念の継投も光った。7回は孫易磊投手(21)が2死から近藤に二塁打を許すと、新庄剛志監督(54)堀瑞輝投手(28)への交代を決断。堀は栗原を空振り三振に仕留めた。9試合連続無失点の活躍で、今季3勝目が転がり込んだ。