けがに苦しんだベテランのサヨナラ弾を池山隆寛監督(60)も喜んだ。

山田哲人内野手(34)が9回1死二塁から劇的な代打サヨナラ2ランを放って試合を決めた。期待を込めて打席へ送った指揮官は「素晴らしいね。申告(敬遠)かなと思っていたんだけど、勝負してくれて、その期待に応えてくれるところが素晴らしい」とたたえた。

チームはこの日もクリーンアップの平均年齢が約21・6歳となるなど若手主体の“ヤングスワローズ”で戦っている。池山監督は「若手が頑張ってくれる中、山田の代打で一振りで決めてくれた。1回の打席で結果を出す難しさも知っているので、そういうところで結果を出してくれてうれしいですね」と笑顔。山田が打席に立つと本拠地神宮球場は大歓声に包まれて後押し。「その期待に応えた山田もすごいなと思います。これからの野球人生にもつながっていくかな」と繰り返したたえた。

試合は3ランで先制を許した直後に3得点で追いついたがその後は攻めあぐねた。「チャンスもありながら追い越せない難しさもありました」としつつ、5番に置いたドラフト1ルーキー松下歩叶内野手(23)らの活躍について「同世代の選手も多く出てますので気持ちも負けないように。環境もいい流れになっていると思いますので、日々成長しながらいってくれたら」と期待を込めた。

接戦を制し、前日に浮上した4位を堅守。5位中日との直接対決に2連勝でゲーム差を2に広げた。

▼ヤクルト山田が代打でサヨナラ本塁打。山田のサヨナラ本塁打は18年6月28日中日戦、19年9月4日広島戦に次いで3本目。前日まで山田の代打成績は今季10打数1安打、通算では57打数14安打、打率2割4分6厘の本塁打0。通算313本塁打目となったが、代打本塁打は初めてだった。

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