プロボクシングIBF世界フライ級王者の矢吹正道(33=緑)が29日、2度目の防衛戦(6月6日、愛知県国際展示場)へ向けた練習を名古屋市内の所属ジムで公開した。挑戦者で同級3位のレネ・カリスト(メキシコ)を「くせ者で変則タイプ」と分析し「(理想は)後半にKO。慎重に相手を見ながら闘いたい」と展開を思い描いた。

タイの世界ランカーと4ラウンドのスパーリングを公開し、軽快な動きを披露した。今回の試合に向けては計120ラウンド程度をこなし、この日で実戦形式の練習を打ち上げた。「順調。大きなけがもなく、いつも通り」と仕上がりの良さを強調した。

今回の興行は運営会社の撤退により実現が危ぶまれたが、新たな支援先が見つかり開催の運びとなった。「ファイトマネーがなくても、やるしかないと思っていた」と強い思いを口にした。