ボクシングのWBA世界ライト級タイトル戦が23日(日本時間24日)に米カリフォルニア州のザ・フォーラムで行われ、王者ホルヘ・リナレス(32=帝拳)がロンドン五輪金メダリストのルーク・キャンベル(英国)を2-1(115-112、114-113、113-115)の判定で下し、2度目の防衛に成功した。

 高速踏み込みからの右ストレートで2回にダウンを奪ったが、4回にあばら骨を骨折。呼吸も苦しく反撃を許したが、終盤に意地の攻勢を見せた。「タフな相手だった。多くの人がイージーな相手と言ったが、それは違う。彼は五輪王者なんだ。よく戦えた」と語った。WBC同級ダイヤモンド王者でもある3階級制覇王者のリナレスは43勝(27KO)3敗となった。