WBO世界スーパーフェザー級1位伊藤雅雪(27=伴流)が「世界前哨戦」をTKO勝ちで飾った。元フィリピン同級王者ベンゲル・プトン(28)から計3度のダウンを奪取。9回1分56秒、レフェリーストップによるTKO勝ちをおさめた。

 昨年9月以来、約6カ月ぶりの試合。同12月にはIBF世界同級王座を獲得した尾川堅一(帝拳)の試合を米ラスベガスまで視察し「尾川選手の実力も知っていますし、ボクももっと上にいけると。良い指標となった。今年はしっかり試合ができると思う」と声をはずませた。

 現在、WBO同級1位で、同王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がライト級へ転向する計画があり、王座返上されれば、空位となる王座決定戦に出場できるチャンスもありそうだ。伊藤は「この階級は激戦区。もう少し、万全な強さを身につけたい」と決意を口にした。