5月25日に東京・大田区総合体育館で開催されるWBA世界バンタム級タイトルマッチに向け、挑戦者となる前WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(25=大橋)は12日、横浜市内の所属ジムで最終調整に入った。今月1日からメキシコ人練習パートナー2選手を招き、スパーリングを開始。当初は2週間の予定だったが、スパーリング内容が予想以上に良かったこともあり、2日前の10日に打ち上げた。この日はミット打ちやサンドバッグ打ちなどで調整。ジム内の室温を29度にキープし、本格的な減量も始めている。

 井上は「調子はいいですね。しっかり調整できています」と充実した笑みを浮かべた。父の真吾トレーナーも「良いイメージでスパーリングを終えることができたので、木曜日にスパーを打ち上げました。あとは疲労を抜くことだけ」と仕上がりの良さを強調した。

 一方、井上の挑戦を受けるWBA同級正規王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)は今月8日からドバイ入りし、調整を続けている。室温37度に保たれたジム内で、減量を兼ねたトレーニングを積んでいるようで、来日も試合5日前の20日を予定。中東でギリギリまで練習してから日本に入るという。