中邑真輔(38)が、日本人初のWWEヘビー級王座獲得を逃した。自ら選択したラストスタンディングマッチ(10カウント以内に立ち上がらなければ負け)形式で、王者AJスタイルズ(41)に挑戦したものの、場外で王者の必殺技フェノメナル・フォアアームを食らって放送席に激突。10カウント以内に立ち上がることができなかった。

 リング内外関係なく、倒れた瞬間からレフェリーのカウントが始まる過酷なファイトが展開された。場外戦では3つの放送席テーブル上を走ってのキンシャサを突き刺した。リング下からテーブルを取り出し、コーナーに設置。強引に王者を投げ、テーブルは真っ二つに破壊された。それでも立ち上がるAJスタイルズ。中邑はコーナーでの攻撃で左ヒザを負傷し、王者から容赦ない蹴り連発でヒザを攻められ、カーフクラッシャーで絞めあげられた。

 続く場外戦では左ひざや頭部にイス攻撃を浴びて倒れ込んだ。大ピンチに陥ったところで、急所攻撃とキンシャサを成功。形勢逆転かと思われたが、スチール階段上で捕まってAJスタイルズの必殺技スタイルズクラッシュをモロに浴びた。立ち上がったところで、強烈な急所蹴りを受け、さらにトップロープからのフェノメナル・フォアアームまで浴びて放送席に激突。中邑は場外で撃沈した。

 AJスタイルズには4月8日の祭典レッスルマニア34大会で負け、同27日のサウジアラビア大会の両者リングアウト、5月6日のPPV大会ではノーDQ(反則裁定なし)形式で挑戦したが、両者同時の急所蹴りで両者KO決着。この2カ月間で、4度目の王座挑戦だった。