ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが次期挑戦者サーシャ・バンクスとのタッグ前哨戦で火花を散らした。27日のPPV大会ロイヤルランブル(米フェニックス)での対戦が決定済み。14日のメンフィス大会ではタッグ戦でコンビを組んだものの、両者の険悪ムードは頂点に達していた。

ラウジーはナタリアと組み、バンクス、ベイリー組と対戦。「ロイヤルランブルではロンダをタップさせるわ」と意気込むバンクスから試合権利がない時からコーナーでエルボーを食らって挑発された。交代したラウジーは相手得意のバンクステイトメントで絞められたものの、お返しとばかりに腕ひしぎ逆十字固めを仕掛けた。

味方のナタリアがシャープ・シューター(さそり固め)を回避したサーシャにバックスタバーからのバンクステイトメントをきめられ、ギブアップを許した。タッグ前哨戦での黒星。試合後、勝ち誇る挑戦者に対し、王者ラウジーも激しくリングでにらみ合い、挑発し合って火花を散らしていた。