WWEヘビー級王者ダニエル・ブライアン(37)が、ビンス・マクマホン会長、挑戦者AJスタイルズ(41)を罵倒した。

27日のPPV大会ロイヤルランブル(米アリゾナ州フェニックス・フェイス・フィールド)で前王者AJスタイルズとの防衛戦を控える。リング上でビンス・マクマホン会長(73)、AJスタイルズが待ちかまえるにもかかわらず、ベルトを肩にかけたブライアンは場外に居座り「AJスタイルズと同じリングに上がりたくない」と罵倒した。

AJスタイルズからは「それは『恐れ』が原因だ、ブライアン。お前は今日、そしてロイヤルランブルで何が起こるか恐れているんだ」とメンタル面を指摘され、同会長がリングに上がるように命令されても、まったく聞く耳を持たず。ブライアンは「ビンスやベビーブーム世代はこの世の寄生虫だ!」とWWE最高権力者が会場のファンまでも敵視し、侮辱した。

「リングでにらみ合いする必要はない」としびれを切らした挑戦者に場外で追い回された。たまらずリングに上がったブライアンは、同会長を盾にしてフェノメナル・フォアアームを回避。カウンターでニープラスを打ち込んでAJスタイルズを迎撃した。一撃を食らわしたブライアンは場外へと逃げ込み、ベルトを持ってその場を後にした。