愉快な3人組ユニット「ニュー・デイ」に所属するコフィ・キングストンがWWEヘビー級王座の次期挑戦権を獲得した。

メインイベントでAJスタイルズ、ジェフ・ハーディと組み、同級王者ダニエル・ブライアン、サモア・ジョー、ランディ・オートン組との6人タッグ戦に出場。ブライアンから馬乗りパンチ連打を食らい「オレがWWE王者だ」と叫ばれ、オートンにもテーブルにたたきつけられた。

この日ばかりは良いところなしで終わるかとみられたが、AJスタイルズにカーフ・クラッシャーを決められて苦悩の表情を浮かべたブライアンに向け、キングストンはダイブ攻撃からのトラブル・イン・パラダイスを成功させて3カウントを奪った。

王者からフォールを奪う大番狂わせを起こすとニュー・デイの3人で一緒に大喜び。17日のPPV大会でのエリミネーション・チェンバー形式WWEヘビー級王座戦などでも活躍したばかりのキングストンは観衆から大きな声援を受けた。すると、ステージに登場したシェイン・マクマホン・コミッショナーが、3月10日のPPV大会ファストレーン(米オハイオ州クリーブランド)で王者ブライアンに挑戦するのはキングストンになったと発表。PPV舞台での王座挑戦が決定した。