08年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(32=チーム・クロコップ)が4日、5月以降に参戦する米総合格闘技イベントのプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)の中継局決定の朗報を歓迎した。
先月末にPFLがESPN、ESPN+と2年契約を結んだと発表されたことを受け、石井は「米国で自分の試合が中継されるのは、本当にうれしいことです」と胸を躍らせた。
昨年末に石井が契約を結んだPFLはレギュラーシーズン、プレーオフ、王座戦と年間を通じた王者を決める方式を取っている。米メディアによれば、5~8月でレギュラー、10月からプレーオフが開催。大みそかに男女計6階級の王座戦が開催され、年間王者はそれぞれ100万ドル(約1億1000万円)を獲得する。なお賞金総額は1000万ドル(約11億円)とされている。高額賞金も魅力だが、石井は「本場の米国ファンに試合を見てもらえることがプラスです」と強調した。
PFL参戦前、石井はポーランドを拠点とする東欧トップの総合格闘技興行KSW(コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ=ポーランド語で総合格闘技が激突)に初参戦することも決まっている。今月23日にはポーランド・アトラスアリーナでKSW47大会に出場し、元KSWヘビー級王者フェルナンド・ロドリゲスJr.(31=ブラジル)とヘビー級ワンマッチで対戦する。
現在はSBC(セルビアン・バトル・チャンピオンシップ)と3日に獲得したHEATの両団体ヘビー級王座のベルトを保持。KSWデビュー戦勝利がPFL参戦に向けた大きなはずみにもなる。石井は「次のKSWのチケットは発売からすぐに1万枚が売れたという大会ですから」と気合を入れ直していた。

