19日に幕張メッセで行われるボクシングWBAライトフライ級タイトルマッチの予備検診が17日、都内で実施された。

王者京口紘人(25=ワタナベ)は、挑戦者タナワット・ナコーン(26=タイ)に身長で約1・7センチ劣るが、首回りは3センチ、胸囲は9・5センチも上回った。パワーで有利とみられる検診結果を「数字で戦うわけではないのであてにはしない」と冷静に受けとめ、「順調に仕上がってきている。早く試合がしたい」と初防衛への自信をみなぎらせた。対する元ムエタイ王者のナコーンは、胸囲の差について「スタイルの差でカバーできる」と余裕の表情で話した。