ロウ女子王者ベッキー・リンチが、因縁続く「貴婦人」レイシー・エバンスを下して防衛に成功した。

フェイスバスターを浴びた後、髪の毛と足をつかまれ、コーナーポストにエビぞりで引っ張られる非情攻撃を受けた。さらに左腕への関節技、腹部へのキック連発、ショルダータックルなどでたたみかけられた。汗をかいた両脇をふいたハンカチまでたたきつけられる屈辱を味わったリンチは怒りが爆発。ハンカチを口に押し込み、かち上げ式エルボーで反撃、エルボー連発、エクスプロイダーで攻め込んだ。

トップロープにのぼろうとしたエバンスの両足を引っ張ってマットにたたきつけると、王者必殺のディスアーマーでギブアップを奪った。会場の大歓声を浴びながら右手でロウ女子王座ベルトをかかげて応えていた。なお29日に東京・両国国技館で開催されるWWE東京公演第2日には、アスカがアレクサ・ブリスとともに3WAY形式でロウ女子王者リンチに挑戦する予定となっている。