世界3階級覇者のWBO世界フライ級王者田中恒成(24=畑中)が同級1位ジョナサン・ゴンサレス(28=プエルトリコ)の挑戦を受ける2度目の防衛戦(24日、愛知・武田テバオーシャンアリーナ)の予備検診が21日、名古屋市内のCBCホールで行われ、身長で田中がゴンサレスを8センチ上回っていることが判明した。

ゴンサレスは157センチ。田中が160センチ以下の相手と戦うのは、15年5月の初の世界戦(WBOミニマム級王座決定戦)以降10戦目で初めて。田中は「相手の身長がかなり低い。そのあたりがどうなるのか」と言いつつ「高いにせよ低いにせよ、やりやすさとやりにくさの両方があるので関係ないです」と話した。田中の父斉(ひとし)トレーナー(52)は「身長差は関係ないよ。それ以前に、恒成みたいな強烈なパンチを食らったことがないでしょう。それだけ」と王者の絶対的優位を強調した。