スーパーバンタム級は竹原毅(24=協栄)が、2回TKO勝ちで制した。
ジャブを突いて梅本耕孝(36=新日本木村)に突進させず、2回に左アッパーでダウンを奪った。3回に攻勢を強め、連打を浴びせるとレフェリーストップ。3回2分44秒にプロ5戦目で初のTKO勝ちとなった。
「倒す気はなく、無難に勝てばと思った。やっとKOできたが、アッパーも練習したパンチ。練習通りの試合をできたのがよかった」。新人王は2年連続の挑戦だった。昨年4月のデビュー戦で1回戦出場予定も、左眼窩(がんか)底骨折で棄権していた。
岡山・山陽高でボクシングを始めたが「もらっても当てればいい」とファイターだった。けがしたことで「教科書通りにジャブをコツコツ当ててと、スタイルチェンジした」。それが成長と結果につながった。
法大にも進んだが、アマでは11勝(4KO)10敗にとどまった。元世界王者亀田和毅のスパーリング・パートナーを務めたことがあった。その縁もあって内田トレーナーに誘われ、協栄ジムでプロ転向した。
デビュー5連勝も「全日本に勝って、やっとスタートライン。高校の監督に恩返しのために、まずは形になるものがほしい」。全日本を制して、チャンピオンベルト獲得を目指す。


