ボクシング東洋太平洋ウエルター級王座決定戦が27日に東京・後楽園ホールであり、同級7位長浜陸(28=角海老宝石)が新王者となった。

同級2位クドゥラ金子(22=本多)に技術の差を見せて、3-0の判定勝ち。移籍3戦目で2度目のタイトル挑戦をものにした。強打を浴びて敗者のように顔をはらせたが、「右手を痛めてどうなるかと思った。相手は同じパターンだった」と冷静に話した。クドゥラは12戦目の初黒星で、アフガニスタン出身で初の王座を逃した。