ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32)らが所属する志成ジムが、15日に東京・目黒区内にオープンした。木谷会長と井岡ら4人のプロ選手がリングに上がり、テープカットのセレモニーを開催し、オンラインで会見した。
ジム内には真新しいリング、サンドバッグやランニングマシンが設置された。井岡は「パーフェクト。気を使わずに練習できることが一番で、これですべての環境が整った。ここから新しい歴史、伝説を作ります」と力強く宣言した。
井岡は昨年6月に、オザキジムから改称したAmbitionジムに移籍した。ジムは17年に焼失して休会し、昨年1月に再開したばかり。渋谷区内のEBISU K’s BOXジムを間借りしていた。コロナ禍の影響で長引いていたが、このほど新たなジムの場所を確保し、心機一転してジム名も再び改称した。
昨年末のV2戦ではドーピング騒動が起きたが、12日に日本ボクシングコミッションから直接謝罪を受け、「1つの区切りをつけ、次へ進む」としていた。新たなジムを根城として志を成就させるつもりだ。V3戦は9月に東京で、同級2位フランシスコ・ロドリゲスJr.(27=メキシコ)と指名試合が決定的となっている。
参加した元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25)は現役続行を宣言した。井岡と同時期に移籍し、12月にWBOアジア太平洋バンタム級王座を獲得も、4月の沖縄凱旋(がいせん)防衛戦で判定負け。進退を保留していたが「新しいジムで世界王者を目指して頑張ります」と話した。

