WWEが計8選手に解雇を通達したと19日(日本時間20日)までに複数の米メディアが報じた。ジョン・モリソン、ティーガン・ノックスス、ドレイク・マーベリック、ジャクソン・ライカー、シェイン・ソーン、ユニット「ヒット・ロウ」のアイザイア・スコット、アシャンテ・アドニス、トップ・ドラの8選手が解雇対象になったという。

19年にWWEと再契約したモリソンは元WWEヘビー級王者ザ・ミズとコンビを組んでいたが、ミズのリング外活動を契機に出番がなくなっていた。既に妻でプロレスラーのフランキー・モネも解雇されている。17年にWWEと契約したマーベリックは205LiveのGMなどと経て、20年4月に1度解雇となったものの、その後に異例の再契約。最近では24/7(24時間年中無休)王座を狙い、戸沢陽やRトゥルースらと共闘していたが、約1年半後に再び解雇となってしまった。

WWEは今月4日(同5日)、元新日本プロレスのIWGPタッグ王者デイビーボーイ・スミスJr.をはじめ、元ロウ女子王者の「大女」ナイア・ジャックス、エヴァ・マリー、ユニット「ヒットロウ」の女子レスラー、B-ファブ、キース“ベアキャット”リー、ミア・イム、グラン・メタリック、リンセ・ドラド、元NXT女子王者エンバー・ムーン、元NXT王者カリオン・クロス、クロスのパートナーとなるスカーレット、オニー・ローカン、フランキー・モネ、トレイ・バクスター、ザイア・ラミエら18人を解雇。11月だけに26人をカットしたことになる。解雇理由はいずれも予算削減とされている。

これで21年に入り、WWEは80人以上のレスラーとの契約を解除したことになる。