IBF世界スーパーバンタム級10位勅使河原弘晶(31=三迫)が世界挑戦を手にできなかった。初海外マッチで同級9位の元WBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(29=フィリピン)との同級挑戦者決定戦に臨み、計3度のダウンを喫して2回KO負けを喫した。

1回に左ストレート、右フックを浴びてスタンディングダウンを許し、さらに右フックで2度目のダウンを喫した。2回開始直後に右フックを浴びて再びダウンし、試合終了となった。タパレスの強打を何度も浴び、序盤で悪夢の黒星を喫した。

10連勝中、6連続KO勝利中の勅使河原が初アウェー戦で敗れた。これまでプロ26試合は後楽園ホールでファイト。日本の聖地から離れる初戦が、いきなりボクシングの本場となる米国での海外マッチだった。

米遠征も初めてとなる勅使河原は「後楽園ホールの人気者と言われてうれしさもありましたが、海外にも出たかった。日本の侍魂をみせるチャンス。ヒロアキ・テシガワラを米国でアピールしたい。戦争にいくつもりの気持ちです」と気合の入った表情を浮かべて米国入りしていたが、衝撃のKO負けを喫した。